三叉神経痛  手術 リスク

三叉神経痛手術に伴うリスク

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三叉神経痛の治療法の1つに手術があります。
若くエネルギーのある患者向けの方法ですが、どのようなリスクがあるのかお話します。

 

 

【手術療法で三叉神経痛を治療】
確実に三叉神経痛をとりのぞく治療法として実施される手術療法に神経血管減圧術というのがあります。
耳の後ろ5cm先に500円玉くらいの穴をドリルであけると小脳の一部が見えてきます。
小脳と頭蓋骨とが接触している隙間を走る三叉神経を見つけたら、癒着している血管や構造物を見つけて血管を傷つけないように剥がしながら場所を移していくのですが、大変繊細な治療法なために顕微鏡で場所をおっていきながら進めていきます。

 

この時に動脈硬化を見つける事もあります。
特殊素材の糸を血管に巻き付けながら三叉神経と再癒着しないように移動させます。
特殊糸がクッションになって三叉神経痛はほぼ除去されます。
手術直後から痛みが消える人もいますし数週間たってから痛みが消える人もいます。

 

この治療法を受けた人のほぼ9割が三叉神経痛から解放されているわけですから、他のどの治療法でも三叉神経痛をとれなかった人にはおすすめです。

 

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【三叉神経痛手術のリスク】
手術療法は副作用や合併症などのリスクもほとんどないという事で、積極的に導入されている治療法なのですが、説明を受けている時点で危険性という名のリスクがないのか、懸念を思い浮かべる人もいるでしょう。
治療を受ける場合は全身麻酔や抗生物質などを投与しますから薬アレルギーを発症する人はいるかもしれません。

 

人がやるものにはリスクは当然ついてくるものですからまったく影響は出ないとの約束はできません。
出血も極めて少ない手術になりますから、輸血が不要という意味でもリスクは大変小さい治療法だという事もできます。

 

しかしながら三叉神経のすぐそばには聴覚神経や顔面神経なども通っているゆえに、刺激の弱さが影響して難聴や瞼が閉じないあるいは口をうまく開けられないといった症状や中耳炎を発症する人も少なくありません。
認知症や糖尿病など持病が悪化するリスクもあります。

 

他にも様々なリスクが伴いますし特に体力のない高齢者に出やすい事から、手術を受ける対象は一般的に若くてエネルギーにあふれた人になります。
10年以内に再発する確率は20%〜30%ですから、完全な完治にはなりません。
手術療法は成功率の高い治療法なのですが後遺症や副作用が生じる確率が0ではありません。

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